衣替えの方法って?

衣替えの方法は簡単ですが、実は簡単なものほど奥が深いのが常道で凝り出すときりがありません。
衣替えも元を正せば、しばらく着そうにないものを奥の方にしまい、これから頻繁に着るであろうものを手前の出しやすい場所に移す、というそれだけのことなのです。
けれども、それだけのことだけど、奥が深く様々な方法があります。
元々衣替えというのは歴史が古く、平安時代から行われているものです。
当時は「更衣」と言い、鎌倉時代になると衣服だけではなく調度品も変えていたようですが、元々は中国の風習でした。
歴史的な風習だけあって、学校や役所などの公共機関では衣替えの時期も方法も決まっています。
少し前にはクールビズなんて言葉も流行りましたね。
衣替えは、季節に合った服を交換するだけでなく、お盆や節分などと同じく行事的な意味合いもあり、それによって気分転換や季節感を意識する良い機会にもなります。
さて、具体的な衣替えの方法ですが、少し前までは一大行事のように家庭で行う大作業だったように思います。
各家庭ごとに、その方法は異なりその一つ一つが家の顔でした。
例えば、時期も6月と10月にするのが一般的ですが、南西諸島では5月と11月にやっているようです。
手前味噌な話ですが、私の実家では衣替えは家族揃ってするのが決まりでした。
梅雨明けから少しした天気の良い休日に行うのが常で、子供の時は天気が良いのに遊びに行けないので「そんなの勝手にやってくれよ」と思ったものでした。
しかし、子供は年によって成長しているので、着られるか着られないか判断しながら服を選別していかなければなりせん。
着られなくなったものは布にして新しい服を作ったり、ボロボロになってしまったものは雑巾にしたりすることで、家計も助かりますし地球にも優しいです。
服を選んだら、洗わなければならないものは無精せずに洗い、虫干しなどをして湿気をきちんと抜いた上でしまいましょう。

きちんと洗わずにしまうと、シミやカビ、虫食いの原因になります。
また、虫が卵を産むこともあるので虫よけもちゃんと入れましょう。
夏冬問わず乾燥剤も入れるとカビ防止に役立ちます。
衣服をしまう時には綿や麻などの頑丈な素材で出来ているものから順に、ウールや混合繊維など次に丈夫な素材で出来ているもの、最後にカシミヤやシルクなどの丈夫でない素材で出来ているものを入れましょう。
詰め込み過ぎると衣服が皺になったり破れたりするので、あまり詰め込み過ぎないように適度な分量を入れると良いです。
しかし方法にあまり拘らず、楽しく服を交換することが一番良い方法のような気がします。
出来れば家族揃ってすると良いですね。

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